RDD福岡 2014 開催報告

平日にもかかわらず、RDD@福岡へご来場いただきありがとうございました。


前日(正確には当日)の夜中まで資料作成や展示物作成に追われて、ご来場の皆さまが満足いく出来だったか不安が残りますが、笑いあり、涙あり、新たな出会いも満載で、大成功で終えることが出来ました。
心より御礼を申し上げます。

当初は20人来てくれるだろうか、30人来られれば大成功だね♪などと謙虚な目標を持って、配布資料も昼夜合わせて70部を(余裕みて)準備しましたが。。。。全く足りませんで、急いで増刷するなど嬉しい悲鳴を上げておりました。

参加者は、お昼の部は60人を越え、夜の部は20人を超えておりました。
合計約90名程の参加者に、会場をお借りしたあいあいセンターの職員の方もびっくりしていました。

13:00からの東京ー福岡のスカイプ中継は、『つながらない』『聞こえない』『音が遅れる』の厳しい環境で、大変お見苦しい所もありましたが、本番では出来ませんでしたが福岡が一体となる『練習』をして逆に勘定内は大盛り上がりでした♪
用意した『博多にわか』も暖かい笑顔を頂きましたので、来年はひとつのプログラムに入れようかと思いました(せんでヨカとの声が上がりそうですが)

14:10からは福岡オリジナル企画を開催。
ご来賓の高橋雅成県会議員からはALSの患者さんとの交流を通してのご挨拶を。難病支援を今年の政治課題に!との決意もございました。

そして今回の思いもよらないゲスト、弁護士の青木志帆さんのミニ講演『病気の私が弁護士を出来てる理由』
関西弁のユーモアたっぷりのお話に、会場は爆笑の渦に。
病気のアピールと周囲の配慮で、病気と闘いながら多忙な弁護士業務をされている体験に感動しました。
『自分の商品価値を見直す』との、病気であっても出来る事はたくさんある!とのお話に、多くの患者さんが勇気をもらった事と思います。
ご講演後は即佐賀県のRDDへ移動。
ゆっくりお話をすることが出来ませんでしたが、またお呼び出来るよう頑張っていきます。

そして患者生の声。
実行委員のお二人が感動のお話を。
多発性硬化症、肥厚性厚膜炎と闘いながらの体験に、あちらこちらですすり泣く声が。

難病相談・支援センターの平山さまより、センターの紹介を。
「こんなところがあったんだ」という声と、早速相談をされる姿があちこちで。
これできっともっと忙しくなることと思います。

そして最後は、大学三年の池崎悠ちゃんより『RDD福岡宣言!ふみだす!!病気の私の働き方』と題してのプレゼンを。
病気だから出来ない、ではなく「病気だからこそ出来る『患者力』を活かした仕事」と熱烈に。
そしてRDD福岡からの企業に対する3つの提案を。
患者が補い合い生きいき働ける『共同出資のシェアオフィス』をはじめ、企業の側が「興味がある」と言わしめる提案。
『患者が出来る事を探すのではなく、患者力を生かせる新たなシステムの構築』を、RDD福岡では検討しながら、いつか形にしたいなと思っています。

ちょっと長めになりましたが、50人の収容人数のお部屋が、全く身動きが取れない程になり、新たな出会いや「是非活動を手伝わせて!!」と何人もの方にお申し出を頂き、これからの私たちの活動にも大きな広がりが出てくることと思います。
改めてご参加頂いた皆様に御礼を申し上げます。

また新聞社の取材やTV局のカメラも入り、特にTVは再来月に報道特集を持つそうですので、本当に楽しみです。

夜は長崎からのご参加や、企業の方々を中心に短時間で行いました。
東京の『患者生の声』を視聴して、実行委員の登壇と『RDD福岡宣言』を行い、「もっと話を聞かせて」との声も。

実行委員会も1日中頑張りましたが、何よりも朝9時からの準備から撤退まで12時間、一生懸命に動いてくれて会を支えてくれた3人の九大生のメンバーに心から御礼を申し上げます!!
彼ら彼女らがいなかったら。。。。。そう思うだけでゾッとします。
本当にありがとうございました!!

RDDの会場イベントは昨日で終了しましたが、今日まで福岡市役所で展示をやっています。
まだのお方は是非!!
夕方から撤去作業をして、これで全てのRDD福岡のイベントが終了します。

多くの出会い、多くの支えで3か月間を過して来ましたが、あと少し。
これからこの会がどうなるか。。。
皆さん楽しみにしていてくださいね!!

では今日の展示も頑張ります!!