難病NET.RDing福岡発足!

九州大学4年生の池崎悠です。今回、難病NET.RDing福岡の代表を務めることになりました。

私達は昨年12月に発足したまだまだこれからのグループです。私自身まだ就職活動中の身であり、病気であることでフルタイム働く体力がない私は一般の就職活動のレールに乗ることはできませんでした。

私のように、他の大多数の人と同じように働くことができないひとはたくさんいます。人それぞれ異なりますが、休憩する場所があったり、在宅で働けるような配慮などがあることで、普通の人と変わらず働くことができます。それに、私達は病気を経験した上で社会に出るという点で大きなアドバンテージを有しています。

これほどまでにお客さんの悩みを理解できる素質のある人はいるでしょうか。自分がマイノリティであることで、私たち患者は力を持っているのです。このような貴重な力を、ただ体力がないというだけで活かさないのは社会の大きな損失です。

これはほんの一例です。私たちのグループは、このような患者力を患者主体で、企業や社会に向けて発信していきたいと思っています。病気を持っているからこそ、の力を社会全体で認め合えるようになるまでにはまだまだ道のりは遠いです。しかし、ここ福岡で、当事者であったり、患者会の代表をしていたりと発信力と行動力において素晴らしい、頼りがいのあるメンバーとともに発信をしていきます。

このような活動を通し、最終的には、患者さんはもちろんのこと、育児中の人や介護をしている人、はたらく上で時間や場所に制限のある人が堂々と社会参画ができる社会の創造に貢献します。

まだまだ大学生の、社会にも出ていない頼りない代表ではありますが、皆さんのご協力あっての活動です。どうぞ温かく見守ってください。よろしくお願い申し上げます。