見えない障害とエスカレーター

今週の難病NET.RDing福岡 活動報告は、メンバーが知ってほしい日常生活のことについてお話ししたいと思います。

普段何気なく使うエスカレーター。みなさんはどちら側に立ちますか?それとも、歩きますか?

地域差はあるようですが、福岡では左に立つことが多いようですね。そして、そのエスカレーターに乗る時、少しだけ思い起こしてほしい事があります。

 

お年寄りから子どもまで、エスカレーターは様々な人が使います。その中には、何らかの事情で右側(または左側)に立たざるをえない人たちもいます。

左側に杖を持っていたら?怪我をしていたら?どちらかしか動かせなかったら?

そんな人たちがやむなく右側に立つと、後ろから無理に歩いてくる人が多くいます。急がなければならない事情があるかもしれません、しかし、誰のためのエスカレーターでしょうか?人に危害を加える可能性を高めてまで、急がなければならないのか。

無理にわざわざ右側に立つようにとは言いませんが、あなたが歩かないことで、安心してエスカレーターに乗ることのできる人は増えます(両側に乗ると、輸送効率も向上します)。

みなさんで、少しでも住みやすい福岡を作ってみませんか?以上、難病NET.RDing福岡メンバーのエスカレーター談義でした。

(参考にどうぞ)

「片側空け→歩行禁止 マナー変わる? エスカレーター : 日本経済新聞」

 

http://mw.nikkei.com/sp/…