福岡県のヘルプカードの状況

7月10日に行われた、福岡県議会議員及び県職員との懇談会において、障害者福祉課より福岡県独自に「ヘルプカード」の制作を行っているとのお話を頂きました。


これは、2月28日開催のRDD福岡イベントに出席された県議会議員の高橋雅成議員が、「見えない障がいに対して可視化するべきものが必要」との意識を持っていただき、県議会にて質問を行われ実現化向けて進んでいるものです。

現在「ヘルプカード」に関して、関係団体の意見を頂いているようですが、残念ながらその対象に難病患者、特に見た目では判断が難しい疾患のヒアリングはされていません。
そこで、事務局の永松と友谷が7月30日に県庁内の障がい者福祉課を訪問し、ご担当お二人から経緯と進捗状況をお聞きし、患者当事者の目線で意見を述べて参りました。

現在普及している障がい者マークで、東京都が進める「ヘルプマーク」
これをそのまま福岡県で、と言うお話もあったそうですが、予算の関係でそれも厳しく、逆に工夫次第で多くの使い方が出来るカードの方がいいのでは?との事で『ヘルプカード』の発想となったそうです。
お話をお聞きし、デザイン、大きさ、使いやすさ、配布範囲や配布場所、患者の負担等々、また可能であればデザインの変更もお願いし、カード完成の暁には大々的な普及キャンペーンを行っていただきたい、と意見を述べて参りました。

見た目は「・・・」な感じもありますが、RDDでの発信がこのカードを生んだ一端となったことは、私達もうれしく思います。
今後このカードの状況を、私達もしっかり追って行きますので、ご意見などお寄せ下さい。

※カードの写真はFBに掲載のお許しを頂いていませんでしたので、名刺との大きさの比較を。