見えない障害 ~聴覚障害の場合~

 

 現在、「見えない障害」についてのアンケート実施中に伴い、本日は、私の父のエピソードをお送りしたいと思います。

父は神経線維腫症Ⅱ型の難病で、聴力障害を患っています。今は平衡障害なども併発しており、見える障害に関しては、気を使っていただくことも多くなりました。

しかし、聴覚障害に関して言えば、声をかけられてもわからず返事をしなかった場合、無視したと捉えられ、関係が悪化してしまう(これは日常茶飯事)、
聞こえないため、見当違いな返事をしてしまい、理解力が低下していると思われる

など、障害がみえないことで、誤解が生じやすい状況です。

可能な場合は、自分から障害を申し出ますが、最も配慮してほしい病院でも、名前が呼ばれたことに気づかず長時間待つはめになったり、役所では筆談してもらった際、忙しいのか途中から大声で個人情報を読み上げられたりしました。

傷つくというより、屈辱的な想いをしたそうです。

耳マークも普及はしてきたように思いますが、マーク→配慮の流れはまだまだこれからですね。

みえないことで、気づかれない・忘れられてしまう障害を可視化することで、少しでも配慮の幅が広がれば…と思います。

まずは、難病患者の現状把握、というところから始めたいと思いますので、ぜひアンケートへのご協力よろしくお願いいたします。

アンケート調査はこちらから♪♪

 

https://docs.google.com/…/1M61G-qOHyLWId98AGSvnxWq…/viewform